スーパーコミュニケーター

2020年07月01日


すでにたくさんの方にお申し込みいただいています、


つながるまなびeducator's studio


通称「まな部」のキックオフミーティング。

ありがとうございます!まだお申し込み受け付け中です。


7/12(日)21:00〜22:00 
Zoomミーティング 


参加費:無料


皆様との顔合わせ、活動内容の意見交換会


・Facebook プライベートグループを公開します。


・アカウントをお持ちでない方は作成してご参加下さい。


・Facebookお役立ち情報もちょっぴりシェア。



お友達もお誘い頂けます。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。



お申し込みは以下のフォームからお願いします。




また、キックオフイベント第二弾のスペシャルナイトは

7/26日 (日)21:00ー22:00 です。

スペシャルゲストをお招きします。詳細は近日公開。予定を開けておいてくださいね!

*   *   *


スーパーコミュニケーター



前回のブログ、

つながるまなびのミッションからグッと離れた話になりますが、

お伝えしたいとずっと温めていたことなので

今日はシェアしたいと思います。


スーパーコミュニケーター。

心の中で私がそう呼んでいるのが


うちの子供たちが通う


Fort Bend County Independent school districtのsuperintendentである


Dr. Charles Dupres氏。


なんのこっちゃ。


テキサス州フォートベント郡の独立学区長さんの


チャールズ デュプレ博士です。


独立学区とは


「独立」という名の通り、


自治体から予算も運営も完全に独立しているのが


テキサスの学校区。


うーん、適切かわからないけれど


イメージとしては


市長か大企業の社長並みに権力のある教育委員会長をトップとして


(これがデュプレ氏)


評議員と呼ばれるメンバーが


予算の使い方から学区の運営までを取り仕切ってるという感じです。



1900年代初頭までは


教育課は日本の様に地方自治体に属していたのですが、


テキサスのオイルブームでの急激な人口増加に


このシステムでは対応しきれなくなりました。


そこで、


教育課が学校運営だけでなく、


予算管理、設備、教育投資まで


ぜーんぶやっちゃう方が話が早い!


となって、


そういう仕組みが


独立学校区 Independent School District として


今も機能しています。


テキサスは

アメリカ合衆国から独立したければ


「国」として独立できちゃうかもよ?


というびっくりの州です。


1836年から合衆国に併合される1845年までの間、


「テキサス共和国」だったという歴史があります。



New Yorker =  ニューヨーク人


という言い方はよくご存知かもしれませんが、

同様に


Texan = テキサス人

という呼び方もアメリカでは良くされるんです。


アメリカ50州の中でもキャラが際立つのが


テキサスだなとつくづく思います。


この独立学区もこの州特有のものです。


溢れる情報


生チャールズさんに会ったこともないけれども


親近感を抱いている私。


それというのも、彼がスーパーコミュニケーターだからです。


2019年3月末にこちらに越してきてからというものの、


学校からの情報量に


日々溺れそうになっていました。


連絡は全てemail。


手続きは全部オンライン。


親が使うアプリも5、6個あります。


子供が学習で使うものも入れると数えきれません。


高校、中学、小学校の子供3人分の大量の連絡が、


それぞれの学校からも、


さらにクラスの担任や教科担任からもきます。


フォルダーに分けるだけでも精一杯。


慣れるのにかなり時間がかかりました。


これがアメリカね、涙 


と必死な日々。


郡の学区長のデュプレ氏からもメールが来ていましたが、


誰?って感じでざっと目を通して


アクションが必要ない情報だったら


速攻フォルダーへ投げ込んでました。


読む余裕なんかありません。


言語や時間の制約を超えるには


フォートベンド学区には

小学校から高校まで合わせて81の学校があります。


総生徒数は8万人弱。


職員は1万人。


そして米国でも指折りの多様性を誇る地域です。


この学区に居住する家庭は


90の言語や方言を家庭で話すのです!

日本人からすると


想像を超える多様さですよね。


イベントなどで親が学校に行くと


様々な言語が飛び交っています。


子供達は学校では英語ですが


家庭では母国語を話すので


家族が学校に来ると


それだけで文化や言語の違いで


空間が鮮やかに彩られるような、そんな気がします。

娘の小学校で行われたWorld Culture Festival
娘の小学校で行われたWorld Culture Festival

学区からのオフィシャルなメールは


英語、スペイン語両方で届きますが、


90もの言語を話す家庭とコミュニケート取るには

このデュプレ氏、


言語の壁に加えて、


私たち親がメールを読む時間もないことを


肌身に染みていたと思われます。


WATCH or READ: Checking In with Charles


というタイトルで


コンテンツをメールおよびビデオ双方で受け取れるようにシフトしてきていたのです。


それがちょうど私たちが引っ越してきた頃でした。

ですので、


学区長から届くメールに、


おや?ビデオもついている、と気づき、


子供の送り迎えの車の中や


習い事で待っている時間にメッセージを「ながら聞き」していました。


メールを読むよりもずっといい。


顔がわかるって大事ですね。


それにデュプレ氏、声がいいんです。


加えて、彼の選ぶ語彙に


さすが教育者、という深みがあって


私も勉強になるし、


何よりも各家庭との信頼関係を築くことに


重きを置いていることがよく伝わってきました。


「信頼」の時代


Covid-19の影響で


大きく変化をせざる得なかった


オンラインでの学習形態や、学区全体としての対策、


来年度のスケジュールはどうなるのか、


アンケートやミーティング参加への依頼などなど


独立学区長として


保護者や生徒が抱える不安に応えるためには


コミュニケーションを密に取ること、


テキストだけでなく動画に落とし込むこと、


これを徹底していました。



可能な限りの透明性を


今回このブログを書くにあたって初めて気がついたのですが、


独立学区評議会の映像や音声、


そして議事録も2011年に遡るまで全て保存してあって


ネットで誰でも見れることを確認して驚きました。



デュプレ氏がコミュニケートする際に気をつけているなぁと思うのは


家庭の懸念事項をしっかり把握していて、


その時点でわかる情報を具体的に伝えていること。


もし変更があるにしても、それはいつ頃の可能性なのか


そしてその場合はいつに連絡する、と明確にしていること。


さらに、教師、職員、各家庭、そして地域全体が協力することで


子供達に最善の学習環境を提供しましょうと


メッセージを締めくくります。



アメリカだとこれができるトップは多いのかもしれませんが、


日本と比べると雲泥の差を感じてしまうんですね。


めちゃマニアックですが、


彼が「スーパーコミュニケーター」であることを


本日皆さんに実証するために、


送られてきたビデオの日付をここに書き写します!


と言いながらも全部見ているわけではありませんけどね。


彼の心意気を買っている、ということです。


2019ー2020 スクールイヤーに届けられたビデオおよびメール連絡


8/12, 8/23, 9/26, 10/10, 10/25, 11/14, 11/21, 12/10, 12/18, 1/16, 1/24, 2/13, 2/28, 3/14, 3/16, 3/18, 3/24, 3/26, 4/3, 4/7, 4/17, 4/30, 5/5, 5/12, 5/27, 6/4, 6/9, 6/11, 6/16, 6/18, 6/23



見れる、聞けるのチカラ



非公開ではありますが、


私自身がこれまでに作ってきたYoutubeは700本を超えています。


でもそれらはあくまでも教材、として。


デュプレ氏のコミュニケートの仕方に影響を受けて


考え方を変えてみようと思いました。


私が自分にできること、と落とし込んだのは、


グループレッスンの復習メモです。


これまで


グループレッスンの復習内容をメモや画像で


LINEWORKSのノート機能を使って


各グループで共有してきました。


ただ、テキストだと、


きっと保護者の皆さんで情報が止まってしまったり、


生徒たちには読みにくいだろうなと思っていました。


そこで、重要ポイントをほんの一部ではありますが、


ビデオ化してシェアすることにしました。


数人が共有するものなので


Youtubeにあげるほどのものでもなく、


ただ、動画をgoogle driveでシェアしているだけですが、


どうやったらスムースに情報にアクセスしてもらって


学びのツールにしてもらえるか、


そんなことをもう少し考えてみようと


最近特に思っている次第です。


本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。


スナダマリコ