生徒に圧倒されてます

2020年08月03日

グループ発表

うちの教室では

年に2回オンラインでプレゼンテーションを

行っています。

次回は9月末にあるので、

そろそろ準備を始めています。

「今回は

グループで発表しても良いですか?」

と小5のYちゃんに相談され、

「もちろん!良いアイデアだね!」と

返したら、

小5の2名と小4の女子の合計3名から

1200字、

1900字、

2400字の

渾身の発表文が

ワードのファイルで

ドドっと

LINEWORKSに届きました...。


小学生に

圧倒されているスナダマリコ です。


グラフや写真、

資料までついています。

内容はぐさっと心に刺さる

鋭い視点で

環境問題や貧困の問題を

実体験や自分の思いを織り交ぜながら

丁寧に綴っています。


ご家庭の確認も取って、

「グループ発表で進めよう」という

ゴーサインが出た

わずか二週間の間に、

3人が自主的に持った

zoomの打ち合わせは合計5回。

話し合いはトータル6時間半に及んでいます。

(そんなに話し合ってるなんて

聞くまで全く知りませんでした。

これ、夏休み前、の話ですよ。)


グループの結束は固く、

保護者の皆さんも

驚きながらも

あたたかく見守ってくださっています。


9月末のプレゼンテーションまで、

少しずつこの女子チームの

活動進捗状況を

ブログでお伝えしていこうと思います。


哲学!


さらに、中学二年生のMちゃんには、

プライベートレッスンの後

「ニーチェを読みました。すごく面白かった。」
と言われ、

「『ツアラストラはかく語りき』かな?」

とタイトルだけは言えて

なんとか

教師の面目は保ったものの、

内容は全くわからないので

13歳にこともうまく説明してもらって

ほーっなるほど!

とうなずきました。


先週は

「『カント』を読んだので

また一緒に話したいです!」と

無邪気に声をかけられ、

対応できるかわからず

自分の教養の浅さで危機に瀕しています...。


生徒のおかげで

まなぶドライブをかき立てられています。

ありがたい限りです。


残るものは...


朝3時に起きて

4時からレッスンする私は

プレころなの時代、

6時にはレッスンを終わらせて

すぐ朝食、弁当作りに取り掛かって

家族を送り出さないといけませんでした。


ころなウィルスで

世界は一変しましたが、

今は家人は全員家にいますので

朝の時間がグッと自由に。


生徒達とも

これまで以上に

ゆっくりコミュニケーションを取れる時間が増えて、

このたわいもない隙間時間、

おしゃべりの時間こそが

まなびの一番美味しいところなんだよな

とつくづく感じています。


そう、

レッスンの内容はてんこ盛りですが、

すぐ本題に入らない、というのは

大事だなと以前から思っていました。


テキストの内容と

現実の世界の境界を作らないことで

身の回りが全てまなびにつながっている

と感じてもらいたい。


そんな風に思う時

よくこのアインシュタインの言葉を

思い出します。

Education is what remains after one has forgotten

what one has learned in school.


しかしながら、

自分の話力が

日本語でさえも圧倒的に足りないのが

毎回もどかしいところです。


でも、そんな良い加減な私が

かえってちょうど良いのか、

レッスンが楽しい

と言ってもらえるのは、

涙が出るほど嬉しいです。


きっとこれを読んでくださっている先生方も

そんな日や

そんな言葉に

支えられていますよね。


年齢を超えて

一人の人間として

付き合い、

共鳴し合い、

感動を共にする。


生徒目線のアンテナをしっかり張りながらも

今の私ができる教養を深めていこう

とつくづく思っています。


さて、

次回は突撃インタビュー。

まな部の先生が登場します。

Facebookの投稿に

「これ、すごい!話が聞きたい!」と

私に目をつけられちゃった

福岡のチャーミングな先生です。

お楽しみに。


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詳細は前回のブログからどうぞ。


本日もお付き合いありがとうございました。

スナダマリコ拝


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