Look at What He does. Don't Listen to What He Says.

2020年07月24日

今のアメリカの社会を把握するために


某大統領の発言を追ってしまうと、


時間と心の平穏を消耗するだけで


建設的ではありません。


(これ、前も言ったかな?)


ニュースを理解するには


Look at what he does.


Don't listen to what he says.


というメンタリティーでフォローするのが


おすすめです。



日本の皆さんも


国内で気になることがてんこ盛りで


「アメリカどころの話じゃないよ」


と正直思いますが、


もし興味を持っていらっしゃるとしたら


共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務と


ウィリアム・バー司法長官の動きを読むと


なかなか面白いこと


(いや、面白くない?)


に気づきます。


President Donald Trump(以下PDT)さんが


お好きにできるのは


恐怖と羞恥心で周囲を追い詰めるからだけではありません。


彼にやりたい様にさせる


同上院議員や同司法長官の様なenablersが


存在するからでもあります。


民主主義的議会政治の歯止めを自ら取っ払って

この国が築き上げた自由と信頼が


ガラガラと崩れ続ける音を聞いても


何も感じないのかなぁ?と


不思議になっちゃいます。


一時的にこの国に住む私でさえも


崩壊の地鳴りに不安を感じる、


そんな日々を過ごしています。


日本でも特に4月中は

アメリカのコロナウィルス関連のニュースでは

NY州知事のアンドリュー クオモさんが

よく取り上げられていましたね。


トランプ大統領からは政策が読めないので


別ソースからひっぱらざるを得ない。

クオモさんの方が信頼ありました。


今後、もし気になったら

「PDTが言っていること」よりも、

司法や立法機関で起こっている


一見気づきにくいニュースを


拾ってみてくださいね。


ちなみにクオモ知事のお父さんは


スピーチのうまさで有名な政治家で


民主党の大統領候補に何度かあげられています。


弟さんはイケメンで、


CNNのジャーナリスト、クリス クオモです。


日本の小泉首相一家みたいなイメージ、でしょうか。



米国政府が

ヒューストンの中国総領事館を閉鎖


さて、今週26日(日)の


女優Musa Hitomiさんのイベントに向けて

ウキウキ楽しく準備をしているところなので


ああ、もうニュースは直視したくないよーと


一度は目を背けましたが、

ヒューストンに住んでいる身として


自分のために書き記しておかないと、

と思い直し


重い腰を上げています。


今回はこの事件に寄りすぎず、


過去の出来事もひっくるめて俯瞰しながら


「米国政府がヒューストンの中国総領事館を閉鎖」を


自分なりに読み解いていきたいと思います。


ここでのキーポイントは


大統領選まであと104日の焦り


国内中に敵を作って戦う


です。


その具体的事例として


2点に落とし込んでみます。


①常時利己主義:味方&敵としての中国は都合が良い


②連邦軍の派遣で全米各地に混乱を煽る


まず今日は


①の「自己保身が第一。

中国への攻撃に強弱をつけて利用する」


という文脈で


お伝えしていきます。




強弱ある攻撃で都合の良い中国



私がまだ日本にいた頃の2018年夏、


中国企業関連で以下の様なニュースが続きました。


日付に注目して追ってみます。


2018-4-17


米中貿易摩擦、激しくなる恐れ


中国通信機器大手ZTEは


同じく大手企業のHuawaiと同様に


過去に違法な取引で米国から罰金措置を受けていたが、


さらなる不正が明かになり、


米国商務省より厳しい経済制裁を受けることになった。


日本経済新聞


2018-5-14

トランプ大統領が

中国企業ZTEへの制裁解除停止を検討 

対決姿勢の大転換

https://www.bbc.com/japanese/44105173

BBCニュース


2018-5-18

米大統領のインドネシアホテルプロジェクトに

中国政府が協力

https://www.nytimes.com/2018/05/15/world/asia/trump-hotel-china-indonesia.html

NYタイムス


2018-6-7

米政府から制裁中のZTEに


突如救済の手を差し伸べたトランプ大統領


ホワイトハウス内や共和党議員の大反対のもと、


制裁解除を実行した


https://www.nytimes.com/2018/06/07/business/us-china-zte-deal.html

NYタイムス


2018-8-10


ZTE携帯に潜むセキュリティー欠陥


ユーザーをスパイすることが可能



ZTEへの制裁解除へ強引に踏み切った

大統領に対しての反発の裏側事情

https://www.washingtonpost.com/politics/2020/01/28/bolton-alleges-that-trump-helped-out-chinas-leader-zte-whats-zte/

ワシントンポスト




一貫性のない政策


上に参照してきたニュース記事は、

もしPDT(トランプ大統領)が、

中国企業の知的財産侵害や


スパイ活動への疑念のもと


一貫して対決姿勢を守るのであれば


整合性のつかない政策です。


中国政府の大きな影響を受けているZTEの携帯は

一般市民をスパイできる危険性を疑われており、

ワシントンの政策担当者や

外交問題評議会の

サイバーセキュリティー担当者は

PDTが突如行なった理解不能の救済活動に

驚きのあまり度肝を抜かれたと述べています。


上の記事にある様に

自らのビジネスであるジャカルタでの不動産投資について


習近平と語ったと言われていますが

まだ実際に裏で何があったのかは

わかってはいません。


しかしながら


大統領によるこの決定は


米国の信用を国際社会で著しく傷つけることになった


数ある事例の一つです。



国としての決定を覆してまで


この企業を救済した意図とは何でしょうか。


翻って


中国とヒューストン総領事館に対する猛烈な攻撃は、


スパイ的な行動や知的財産侵害を根拠としていると

単純に括ることができないのではないか、と思います。


このブログの冒頭に書いた様に


「PDTが声高にすることよりも

行動を追わないと見えない」


そんな一例になれば、と思います。



「焦り」


大統領選挙に104日と迫った今、


今回の突如のヒューストン総領事館の閉鎖。


コロナウィルス の影響がなければ


今頃PDTは全米中で選挙戦を繰り広げ、

満員のスタジアムの中

支持者の歓声でエゴを満たしてもらえる

そんな時期です。


支持率の低下と焦り。


自分のビジネスの不正問題や


2016年の大統領就任式の出費に関わる不正など


お尻にいくつもの火がついているため、

数多くの司法関係者を

ウィリアム バー司法長官に

首にしてもらっています。

(こんなにさらっと言えること自体が泣ける)


中国企業の侵害行為については、

ここでは一旦脇に置き、

(5Gの覇権問題も絡みます)

米国内に居住する中国人や中国出身者を攻撃してまで

敵にするのはなぜでしょうか。


国内に多くの敵を作ることで

彼が得られるメリットとは

なんでしょうか?


それは、大統領しか振るうことできない

特権や権力を発動することができるからです。


明日は


②連邦軍の派遣で差別と弱者攻撃を加速。

全米各地に混乱を煽る


という視点から、


今回の

「米国政府がヒューストンの中国総領事館を閉鎖」に

頑張って迫りたいと思います。


政治に特に詳しくもない素人の何気ない呟きに

本日も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございました。


良い祝日をお過ごしください!