concession and ascertainment

2020年11月11日

11/8日のアプリコット 出版社さんでの講座には


まな部の先生が多くご参加くださいました。

心からありがとうございました。

いつもお一人お一人にご挨拶する余裕がなくて

申し訳ございません💦

ぜひ感想そしてご意見などお聞かせくだされば嬉しいです。

また次回の講座(シリーズです)に役立たせていただきます。


また、この講座をきっかけに

新しくまな部に入ってくださった先生方、


とても嬉しいです。どうもありがとうございます!


今後ともよろしくお願いいたします。


ではいつものタラタラしたトーンで

本日もお送りします。。。


5 stages of grief


バイデンさんに大統領が決まりましたが


まだモヤモヤ続いてます、スナダマリコ in Houstonです。


9月のブログにも懸念を書きましたが、


POTUS(President of the United States )は


ホワイトハウスを出る気はさらさらなさそうです。


さあ、彼は concession speech(敗北宣言)を


することができるでしょうか。


(エゴが邪魔をする)


POTUS(ポータス)一人が

「いやだよ!僕選挙負けてないよ!」と

言い張ってるのであればまだいいのですが、

上院多数党リーダーのミッチマコーネルをはじめ

国務長官のマイクポンペオなどが、

選挙に不正があったかのような

メッセージングを出しているので

雲行きは怪しいです。


POTUSはまだ


5 stages of grief (悲しみの5ステージ)


* denial 拒絶
* anger 怒り
* bargaining 取引、交渉
* depression 憂鬱、塞ぎ込み
* acceptance 受け入れ


のうちの第1か第2ステージにいます。多分。


大統領職から離れると、

税金逃れをはじめとして

起訴間違いないとも言われていますから

今後の流れは楽観視できないです。


ただ、上記の第3ステージを見ると

「取引、交渉」というのがあって、

今後気になるポイントです。


パラレルワールド


共和党寄りのFOXニュースと

他のニュースメディアを見くらべると、

選挙前よりもさらに

アメリカがパラレルワールド化しているのを

はっきり感じます。


大統領からfake newsと呼ばれる一般のメディア各社は

止まるところを知らないCovidの感染大爆発の懸念と

次期バイデン政権がどうなるかなど

今後の見通しの予測をしているのですが、


FOXでは、まるで時が止まったように

「不正だ!民主主義が失われた!

選挙結果は仕組まれている!」と

具体的な証拠はあげずに

声高に叫ぶ人が映し出されています。


四年間の重苦しい空気に終わりがきた!と


アメリカの半分とちょっとの人が

希望を見出して歓喜のパーティーをしましたが、

残りのざっくり半数の人々は

この選挙結果は不正だとのニュース

(そもそもニュースなのだろうか?)の

垂れ流しを見ていると考えると

心が晴れることはしばらくなさそうです。


結果的に大勝利、と言われている

バイデン&ハリスチームではありますが、

上院(Senator)では過半数を取れなかったことで

今後の舵取りの難しさが思いやられます。

この鍵となるのがジョージア州なのですが、


またこれは今後に取り上げたいと思います。


ということで、

アメリカに関するニュースは

日本でもしょっちゅうやってると思うので、

今回はマニアックなネタをお送りします。


General Services Administration


米国政府の独立機関です。

general services なので

イメージで言うと、

米国政府の業務部。


地味であまりニュースにならない部門ではありますが、

何を隠そう、政府が日々確実に機能するよう

陰日向に支える縁の下の力持ちです。

ありとあらゆる連邦政府機関の

オフィスビルのスペースから

物資面、コミュニケーション・移動手段もろもろと

それらの費用を管理しています。


次期大統領と決定したバイデンチームは

1月20日の就任式 inauguration を待たず、

すでに仕事に取り掛かかっています。

普通の会社の引き継ぎでも、

期間は最低1ヶ月は欲しい、と思いますよね?


それが問題山積みの米国政府ですから

サンクスギビングもクリスマスもニューイヤーも

全部これからの時期であることを考えると

2ヶ月ちょっとと言うのは

めちゃタイトなスケジュールです。


通例ですと

「あなたが時期大統領です!」と決まったら、

このGSA(General Services Administration)のトップが

選挙結果をascertain します。


この手続きの法的書類「ascertainment」にサインがなされると、


時期政権チームにはオフィススペース、


鍵やコンピューター、情報へのアクセスパスワード、


email アドレス、


そして政権ポストをヘッドハンティングしますから、


そのお給料も払わないといけないので多額の資金が


すぐさま与えられるわけです。


これらは政権の移行がスムースに素早く行われるためには


とても大切な手続きです。


2016年にトランプがヒラリークリントンを破った時は

翌日すぐにascertainment がおこなわれました。


ascertainmentはニュースを見る限り

あまり使われない言葉のようで、

ニュースアンカーも「?」の様で、

「これは法律用語ですー!」と説明してました。


What is ascertainment?


辞書でascertainmentを調べたら

「確認、確認法」

そして法律用語では

「確知」となってました

(日本語でも聞いたことないや)


動詞ascertainを分解すると

接頭辞as は「to 〜の方へ」の意味。

certain は「確かにする」

で、お堅い版の「〜を確認する」と言う意味ですね。


じゃあ、何を確認するか、というと


選挙結果を確認する、ということです。


バイデン&ハリスチームに決まったのは

かれこれ3日以上も前だと思いますが

ascertainmentはまだです。


誰がストップしてるの?

トランプ陣営に任命された、

共和党派の政府の職員Emily W. Murphyさんという方。

GSAのトップ行政官です。

崩れるFBI?


彼女、いわくがあります。

GSAはオフィススペースの管理をする、と

先ほど書きました。


実は泣く子も黙るFBIのオフィスビルは

ボロッボロで老朽化が激しく、

(一部まじで崩れてます)

10年以上も前から

新しく建て替えられる予定になっていました。

ただ、現在のワシントンDCの土地だと

スペースが足りないし、土地の価格も高い。

情報セキュリティーの観点からも

郊外に移転することで

長年コツコツと資金を積み立てていました。


ところが2017の7月、

トランプ政権はこの移転に突如ストップをかけました。

その7ヶ月後、新しいFBIビルを

現在の土地に建て直す計画に変更されたのです。

ここはトランプホテルから1ブロックしか離れていません。


そう、建物やオフィススペース、その費用関連の話は


General Services Agency の役割です。


トップはこの時もEmily Murphyでした。


懸念だったコストやセキュリティ、

そしてスペースの話は一体どこにいったのでしょう。


長年のプランが

前触れなくひっくり返されたことに

不審を抱いた政府の監視機関やニュース各社が

どういうこっちゃ?と調べたところ

どうも、立地抜群のオンボロFBIの跡地に

大手ホテルチェーンが新しいホテルを建てるという

計画を耳にしたPOTUSの影がちらつく。

https://www.americanoversight.org/investigation/trumps-interference-in-the-fbi-headquarters-relocation-plan


新しい競争相手の出現で

影響を受けるのはトランプホテル。

自分のビジネスの業績が悪化するのを防ぐために

FBIの移転計画をストップさせた、と言われており

この変更にGoをしたのがEmily W. Murphyです。


Concession and Ascertainment


今も彼女による


ascertainment が行われないために、


新規政権チームに政府の資金や運営物資、

スペースが渡されない状態です。


オバマ政権時代にGSAのトップを務めていた

Denise Turner Rothさんのインタビューを

昨日ニュースで見ました。


彼女が言うには


ascertainment が行われて、

初めて政権移行が始まる。

現政権と時期政権はmemorandome を通して

引き継ぎを開始するが、

それもascertainmentがあってこそ可能とのこと。


ただ、Roth さんによると、

ニュース各社の選挙結果やその他の情報筋、そして

対立候補のconcession (敗北) を持って

ascertainmentの手続きが始まる、と答えていました。


つまり

トランプのconcessionがあって

ascertainment が可能になる。

POTUSは敗北を認められるのか?

始動できるのか、バイデン政権!?



爆発的に増えているコロナウィルス 対策を

どうにかして欲しい。

それには政権移行が必要なんだけど...。


そんなモヤモヤのお話でした。

本日もお付き合いいただきまして誠にありがとうございました!

スナダマリコ 拝


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神奈川県の逗子で英語教室を6年主宰。転勤で2019年4月からテキサスのヒューストンに住むことになり、現在は逗子の生徒とオンラインレッスンでつながっています。2020年6月より指導者達とつながるネットワーク「つながるまなび educators' studio」通称「まな部」を主宰。ランダムなブログ配信と月一回のイベントや勉強会を行なっています。