突撃インタビュー vol.1
セッティング完璧です
上の写真、ご覧ください。
一体どんなレッスンをされているのだろう???と
興味が湧きませんか?
ホワイトボードを背にして
先生用のデスクには
写真右から
メインPC、
生徒側に向けてTV(ミッキーとミニーの柄)
書画カメラ、
左端にタブレット
さらに
別テーブルにはプロジェクター!
zoomアカデミージャパンさんつながりで
(「zoomのパーフェクトマニュアル」がおすすめ!)
知り合うことができた
福岡県の立石由美子先生が主宰されている
ACORN Kids さん(アルクKiddy CAT)
のお教室です。
現在は年中さんから中学生、
zoomアカデミーのFBグループに
先生がアップされていたのが
この写真でした。
これに衝撃を受けて
「メルマガでご紹介させて頂けたら嬉しいのですが、
お話を伺うことはできますか?」と
お願いしたところ、
有り難くお引き受けいただき、
こうしてご紹介させて頂いています。
meet the teacher
立石先生は
小学校5年生の男の子のママです。
ご自宅で英語教室を始められました。
二人のお子さんのご出産をはさみ、
自宅で少人数で始めたレッスンでしたが
教室をお近くのご実家へ移動。
その後お子さんを授かり、
結果教室が二つに。
様々な変遷を経て、
現在のスペースに落ち着かれたとのこと。
駅から徒歩2分の、
お子さんをお持ちのママですから、
想定外の広さだったり、と
色々と迷ったそうです。
と、ここで一旦
まずはとにもかくにも
最初の写真に戻りましょう。
なんとこのセットアップ、
実はプレコロナから出来上がっていました!
書画カメラと
3年前から本格的に多読に取り組み始めた時、
生徒達に本を効果的に見せるために
便利だなと思われて、
中古で上手にゲットされたそう。
先生ご本人はおっしゃいませんが、
オンラインレッスンへの移行も
かなりスムースだったことが
ハイブリッドレッスンをどうするか
実際、立石先生のお教室では
3月から6月一杯を
zoomレッスンに移行。
それでも今は、
ご家庭がオンライン参加をご希望されることもあり、
教室 x zoomの並行レッスンも
あるとのこと。
3月から6月の間の
必要なかったけれど、
ハイブリッドセッティングでは
そして
zoomの子にも教室のお友達の顔を見せてあげたい!と、
試行錯誤しています」
とのことでした。
ちょっと複雑のなので
(スーッ)
気合を入れて読んでみてくださいね。
私は理解するのに
かなりの時間がかかりました。
* * *
コロナ以前は
教材のDVDを見せるために使っていたTV。
今は、
zoom参加の生徒を
教室の生徒に見せるためにも
使いたいそうです。
そのために、
TVをHDMIケーブルでPCにつなげ、
デュアルモニターにします。
そうするとzoomの画面共有時は
オンライン参加者だけが
TVモニターに映るので、
教室の子はTV経由で
自宅からレッスンに参加している仲間の顔を見れる。
このとき、
共有画面はプロジェクターから映し出された
スクリーンに大きく映っています。
ところが
接続したところ、
このTV映像の色がおかしい。
徹底的に自分で調べて、
でもわからないから
なんとかしたくて電気屋さんに聞いたり、
改善しなくて
zoomアカデミーでヘルプを求める。
アドバイスを参考に
また挑戦する、
その繰り返し。
どうやら
手持ちのPCの一部に問題がある、と
解決策が
絞られたそうです。
では、去年購入したPCを修理する?
でも今無くなるのは困るし。。。
このあたりの
日々走りながらの決断しにくさ、
よくわかります!
逆に、
教室の子をバーチャル参加の子に見せる場合は
広角のウェブカメラをセットして
教室の様子をzoomで配信できれば、と
思っているそう。
他にも、
教室にタブレットを揃えて
全員でzoomに入るというやり方もある。
アイデアは色々膨むけれど
だからといって
そう簡単にできるわけでもない。
それに
レッスンの準備もとても大変です、
とおっしゃいます。
「パワーポイントで作りたい教材アイデアは
いろいろあるのですが、
私の体は一つしかないですから」と
冷静に
見つめていらっしゃいます。
乗り越えるハードルは次から次へとやってきますし、
改善ポイントは尽きません。
今後は体調不良でお休みの子は
withコロナの今だけ、という話ではなく、
お話を伺えば伺うほど、
学び続ける、
最適化に持っていく努力を
勇気をもらうと同時に
ぴょんぴょんチャンツ
先生のお教室では
この7月からお教室に導入。
生徒たちは
楽しそうな反面、
指導者としては
難易度が高そうでもあります。
導入時には
生徒たちとルールをしっかり確認したそうです。
「椅子がすぐ後ろに見えるので、
生徒たちはボールを取り替えられちゃうことが
ですから、
とのことでした。
「でも、
これからは正直
明るく笑う立石先生。
今回の打ち合わせでは
PCとiPad二台でzoomに入ってくださって、
あらかじめ準備して下さっていました。
ですから、
質問をさせて頂くことができたのです。
そんなさりげない気遣いからも
教室の棚も使いやすそうに整っています。
バランスボールだけでなく、
教室内のルールについても
生徒たちにわかりやすいように
工夫をされているのが
画面から伝わってきました。
加えて
私がとてもいいな、と思うのは
子供達の
ぴょんぴょんしたい!
という気持ちを汲み取って
ボールで跳ねながら
盛り上がるチャンツをすること。
いつものチャンツも
楽しさが二倍にも三倍にもなりそうで
子供達のキラキラが目に浮かぶようです。
環境を生かす
教室のスペースの話に戻ります。
立石先生のお話を伺って思うのは、
最初は望んでいなかった
教室の広さを、
逆にうまく使って
レッスンの可能性を広げていらしたこと。
「そうですね、
振り返ってみると
いろんなことに挑戦できたのは
お教室をこの場所に移動してからかも
しれません」
と振り返られました。
多読を始めたのも、
引っ越してから。
新しい機材の使用も
多読への挑戦とともに
始まりました。
現在は、
教室の奥のスペースを利用して
速読レッスンを提供されるとのことで
準備が進んでいます。
環境が人を作るとはよく言ったものです。
「もっと素晴らしい先生がいらっしゃいますから
お恥ずかしいです」と
謙虚におっしゃいますが、
いえいえ、
フェイスシールドももろともしないこの笑顔のレッスン。
まな部の第一回突撃インタビューに
温かく対応して頂き、
たくさんの気づきを頂戴しました。
心から感謝を申し上げます。
スナダマリコ 拝