突撃インタビュー vol.1

2020年08月13日

セッティング完璧です


上の写真、ご覧ください。

このお教室では


一体どんなレッスンをされているのだろう???と


興味が湧きませんか?


ホワイトボードを背にして 

先生用のデスクには

写真右から

メインPC、

生徒側に向けてTV(ミッキーとミニーの柄)

書画カメラ、

左端にタブレット

さらに

別テーブルにはプロジェクター!


zoomアカデミージャパンさんつながりで


「zoomのパーフェクトマニュアル」がおすすめ!)


知り合うことができた

福岡県の立石由美子先生が主宰されている

 ACORN Kids さん(アルクKiddy CAT)

のお教室です。


現在は年中さんから中学生、 

そして大人の方も若干名ご指導されています。



zoomアカデミーのFBグループに

先生がアップされていたのが

この写真でした。

これに衝撃を受けて

「メルマガでご紹介させて頂けたら嬉しいのですが、

お話を伺うことはできますか?」と

お願いしたところ、

有り難くお引き受けいただき、

こうしてご紹介させて頂いています。

meet the teacher


立石先生は

中学1年生のお嬢さんと


小学校5年生の男の子のママです。

英語学校の教師を経験後、


ご自宅で英語教室を始められました。


二人のお子さんのご出産をはさみ、

キャリアは15年。


自宅で少人数で始めたレッスンでしたが

生徒さんの引越しなどの事情で


教室をお近くのご実家へ移動。

すると口コミで生徒さんが少しずつ増えたそうです。


その後お子さんを授かり、

レッスンをご自宅そばの集会所でも開いたり、と


結果教室が二つに。


様々な変遷を経て、

ついに3年前に全てを統一し、


現在のスペースに落ち着かれたとのこと。


駅から徒歩2分の、

便利で広さも十分な構えですが、


お子さんをお持ちのママですから、

ご自宅からちょっと距離があったり


想定外の広さだったり、と

この場所に関しては


色々と迷ったそうです。



と、ここで一旦

教室スペースに関するお話は脇に置いて。


まずはとにもかくにも

もう一度


最初の写真に戻りましょう。

なんとこのセットアップ、

実はプレコロナから出来上がっていました!

えええーーー。



書画カメラと

プロジェクターは


3年前から本格的に多読に取り組み始めた時、

生徒達に本を効果的に見せるために


便利だなと思われて、

比較的高性能なEPSON製を


中古で上手にゲットされたそう。

先生ご本人はおっしゃいませんが、

オンラインレッスンへの移行も


かなりスムースだったことが

容易に想像がつきます。


ハイブリッドレッスンをどうするか


実際、立石先生のお教室では

3月から6月一杯を


zoomレッスンに移行。

7月からはお教室に戻りましたが、


それでも今は、

天候や生徒さんの体調次第で


ご家庭がオンライン参加をご希望されることもあり、

教室 x zoomの並行レッスンも


あるとのこと。


3月から6月の間の

生徒みんながzoom参加の時は


必要なかったけれど、

「教室 x zoomの


ハイブリッドセッティングでは

教室の子にもzoomの子、


そして

zoomの子にも教室のお友達の顔を見せてあげたい!と、

試行錯誤しています」

とのことでした。


ちょっと複雑のなので

ここからは一度深呼吸をして


(スーッ)

気合を入れて読んでみてくださいね。


私は理解するのに

かなりの時間がかかりました。


 * * *


コロナ以前は

教材のDVDを見せるために使っていたTV。

今は、

zoom参加の生徒を

教室の生徒に見せるためにも

使いたいそうです。

そのために、

TVをHDMIケーブルでPCにつなげ、

デュアルモニターにします。


そうするとzoomの画面共有時は

オンライン参加者だけが

TVモニターに映るので、

教室の子はTV経由で

自宅からレッスンに参加している仲間の顔を見れる。


このとき、

共有画面はプロジェクターから映し出された

スクリーンに大きく映っています。       


ところが

接続したところ、

このTV映像の色がおかしい。


徹底的に自分で調べて、

でもわからないから

なんとかしたくて電気屋さんに聞いたり、

改善しなくて

zoomアカデミーでヘルプを求める。

アドバイスを参考に

また挑戦する、

その繰り返し。


どうやら

手持ちのPCの一部に問題がある、と

解決策が

絞られたそうです。  


では、去年購入したPCを修理する?

でも今無くなるのは困るし。。。


このあたりの

日々走りながらの決断しにくさ、

よくわかります!


逆に、

教室の子をバーチャル参加の子に見せる場合は              

広角のウェブカメラをセットして    

教室の様子をzoomで配信できれば、と

思っているそう。


他にも、

教室にタブレットを揃えて

全員でzoomに入るというやり方もある。


アイデアは色々膨むけれど

だからといって


そう簡単にできるわけでもない。

それに

レッスンの準備もとても大変です、

とおっしゃいます。


「パワーポイントで作りたい教材アイデアは

いろいろあるのですが、

私の体は一つしかないですから」と

冷静に

ご自分のできることを


見つめていらっしゃいます。


乗り越えるハードルは次から次へとやってきますし、

改善ポイントは尽きません。



今後は体調不良でお休みの子は

オンライン参加か録画視聴が当たり前になる。


withコロナの今だけ、という話ではなく、

今後も見据えてご準備されています。



お話を伺えば伺うほど、

常に情報を吸収して


学び続ける、

そんな


最適化に持っていく努力を

惜しまない姿に


勇気をもらうと同時に

ワクワクしてきます。



ぴょんぴょんチャンツ


先生のお教室では

バランスボールを


この7月からお教室に導入。

と、さらっと言っちゃってますが、


生徒たちは

遊びたい盛りの元気な子供たちです。


楽しそうな反面、

指導者としては


難易度が高そうでもあります。

ですから


導入時には

生徒たちとルールをしっかり確認したそうです。


「椅子がすぐ後ろに見えるので、

約束を守れなければ、


生徒たちはボールを取り替えられちゃうことが

しっかりわかっています。


ですから、

これまでのところ問題はありませんよ」


とのことでした。


「でも、

まだ取り入れてすぐですから、


これからは正直

どうなるかわかりません!」と


明るく笑う立石先生。


今回の打ち合わせでは

特にお願いしていたわけではないのですが、


PCとiPad二台でzoomに入ってくださって、

iPadは教室全体を見渡せる位置に


あらかじめ準備して下さっていました。


ですから、

私は教室全体の様子を見ながら


質問をさせて頂くことができたのです。


そんなさりげない気遣いからも

わかるように、


教室の棚も使いやすそうに整っています。



バランスボールだけでなく、

教室内のルールについても

生徒たちにわかりやすいように

工夫をされているのが

画面から伝わってきました。


加えて

私がとてもいいな、と思うのは

子供達の

ぴょんぴょんしたい!

という気持ちを汲み取って

ボールで跳ねながら

盛り上がるチャンツをすること。

いつものチャンツも

楽しさが二倍にも三倍にもなりそうで

子供達のキラキラが目に浮かぶようです。


環境を生かす


教室のスペースの話に戻ります。

立石先生のお話を伺って思うのは、

最初は望んでいなかった

教室の広さを、

逆にうまく使って

レッスンの可能性を広げていらしたこと。


「そうですね、

振り返ってみると

いろんなことに挑戦できたのは

お教室をこの場所に移動してからかも

しれません」

と振り返られました。


多読を始めたのも、

引っ越してから。

新しい機材の使用も

多読への挑戦とともに

始まりました。


現在は、

教室の奥のスペースを利用して

速読レッスンを提供されるとのことで

準備が進んでいます。        


環境が人を作るとはよく言ったものです。


「もっと素晴らしい先生がいらっしゃいますから

お恥ずかしいです」と

謙虚におっしゃいますが、

いえいえ、

フェイスシールドももろともしないこの笑顔のレッスン。


立石先生、

まな部の第一回突撃インタビューに

温かく対応して頂き、

たくさんの気づきを頂戴しました。

心から感謝を申し上げます。


スナダマリコ 拝

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