日常を切り取る言葉

2020年10月07日

POTUSがコロナウィルス に感染して

ますます混乱が深まるアメリカから

本日もお届けします。

POTUSはthe President of the United Statesの略。

そのまま「ポウタス」と発音します。

「ミニ座談会 vol.1」のご案内


急な告知ですが、

大統領選前にまな部ミニ企画発動いたします。

10/11(日)21:00から22:30 

zoomにて/参加費¥2000

「母/英語指導者がみるアメリカ社会とオンライン学習の現況」

として座談会を実施します。

皆さんと対話しながら質問に答えられるように

人数限定での開催です。

日も迫っていますので、ご興味のある方は

是非お早めにお申し込みいただければと思います。

内容:アメリカの状況と学校の運営の仕方、どのようなオンライン授業をしているのか、どのようなリソースを活用しているのか(小学生)STEM教育の実際についてなど

出来るだけ皆様のご質問にお答えしたいので、ご質問内容などあればあらかじめご記入いただければと思います。
お申し込みはこちらからどうぞ
https://forms.gle/juaaUhroyK1pLvL18


学校の今


前々回のブログ「Online or Face to Face」

で脈絡なく綴った親としての迷いですが、

やはり今のこの状況では

オンラインを選んだのは仕方がなかったのかなとも思っています。

実際私の周りではほとんどがオンラインの選択肢でした。


ところが!

「分断/divide」のアメリカ、と形容されるように、

分断は至る所にあります。

この、オンラインか、登校か、の選択も

経済、環境、人種、宗教など様々なファクターが

選択に影響していたことが

詳細なデータで明確になっています。

高校でも選択に差があるが、小学校はさらに大きい選択の差異が見られます
高校でも選択に差があるが、小学校はさらに大きい選択の差異が見られます


私たちの学校区には小中高合わせて77校がありますが、

娘の小学校のように8割がオンライン授業を選んだところもあれば

同じように小学校でも7割が登校を選んだところもあります。


さて、この違いはどこから来る?

こんなことも座談会でお話しできればと思います。


学区は8月中旬からオールオンラインで開始しましたが、

先週、今週と子供達の学校で

ついに希望者に向けてFace to Faceの授業が

スタートしました。

セーフティプロトコルを順守しながら

それぞれの学校が生徒を受け入れています。


先週は小学生が戻り、

今週から中高生が登校開始。

F2Fを選んだ生徒たちは全員必ず登校前に

学校連絡アプリ内のwellness check を記入することになっています。

その上で学校に入ると検温があり、

このwellness screen のデータと合わせて

初めてクラスに入ることが許されるそうです。

入り口の混雑を避けるため、

中高生は自分のスマホアプリのスクリーン画面を見せます。

小学生や、スマホを持っていない中高生は

書面をあらかじめもらうので、

そこに「Wellness Screen」に記入をしました、のサインをして

みせるとのこと。


いずれにしても今週の

一部生徒のF2F授業への移行にともない、

ある程度の混乱は予想されていたので、

事前に授業が自習形式に変更されたりと

先生やスタッフも入念に準備をされていました。


非日常/混乱/前例のないことをやり抜く

が当たり前の世の中になりましたので、

そのあたりの事前連絡も細かく来ますし、

親としても

「こんなことが起こるかな?」と心構えができてきました。

それにしても

変化がありすぎて、

対応するのがやっとの日々ではあります。


今週のオンライン生は週始めの

混乱を避けるため、

もともと月曜と火曜は自主学習になっていたのですが

やはり長女の高校は先生からの課題がこない!と

混乱をきたしている様でした。


逆に次女の中学はバンバン連絡が来て、

それ自体はありがたいのですが、

教科ごとに先生から連絡が来るので親も大変です。


生徒は常にオンラインの学習プラットフォームから

先生の指示や課題を受け取れます。

私は設定で、自分にもその連絡メールが来る様にしています。

鬱陶しくて捌くのが大変ではありますが、

ある程度どんな指示が来ているのか把握できるのと、

子供達の見落としを防ぐことができますし、

今どんなことをやっているのかも少しですが、わかります。


かなりのボリュームある情報をpc経由で取り入れて、

一人で確認して作業する。

大人でも大変ですよね。

取りこぼしも多いはず。

特に小学生への負担は大きいのは

ご想像がつくかと思います。

ということで、

これからも家事も仕事も中断させられることがしばしば起こる

日常が続きます。



日常を切り取る言葉


今日は

プレコロナの時代ではほとんど耳にしなかったのに

私たちの日常で頻繁に使われるようになった言葉を

接頭辞 prefixの「a」を切り口にご紹介しようと思います。


我が家にとっては

今年の流行語大賞候補かな。

1. synchronous x asynchronous


synchronous :シンクロ、同時に起こる

シンクロナイズ、同期する

pcとスマホデータのシンクロや、

シンクロナイズドスイミングで

身近とは言わずとも使われてきた言葉と思いますが、

その反対にあたる

asynchronous: 非同時性の

エイシンクロナスはどうでしょうか?

こちらの人も以前は使う場面がそうなかったようです。


小五の娘が、新年度の始まりに伴って

先生から説明を受けているのを耳にしました。

「シンクロナス ラーニングは

先生と友達とMicrosoft Teamsで繋がって一緒に学ぶ時間のことよ。

逆に、エイシンクロナス ラーニングは

オンラインのリソースや課題をもとに

自分で学習する時間のことです。

エイシンクロナスってみんな聞いたことある?ないわよね。

心配しなくても良いわよ。

大学で法律を勉強している私の娘も

これまで聞いたことがなかったって言ってたわ。」

だそう。


接頭辞の「a」には

「no, without, lack of =非、無、関心のない」の意味があります。


コロナウィルス の感染拡大で

4月にオンライン授業が始まった時は

学習アプリやビデオで学んで、

課題を提出する

エイシンクロナスラーニングが中心でした。

一週間のうち、zoomで先生とつながる時間は

わずかだったので

synchronous x asynchronous という名称で

スケジュールは組まれていなかったんです。


ですが2ヶ月半の夏休みを挟んだ今年度から、

小学生は

シンクロナスとエイシンクロナス両方を含む時間割となりました。

クラスの仲間と一緒に授業を受けながらも

⭐️集中を切らさない様に、


⭐️目が疲れない様に、

⭐️間に少し体を動かせる様に、

⭐️自分のペースで学習できる様にと

配慮がなされているものと思います。


逆に中高生は

一日中シンクロナスの授業となっています。

エイシンクロナスで、課題だけ与える様な学習だと

友達と教えあって

適当にやって提出したりするのを防ぐのが

目的なのかもしれませんね。


ということで、この

「今シンクロナス なの?それともエイシンクロナス?」

と三女に聞くことが多くなった私の日々。

娘はイヤホンをして授業を受けているので

何を学習しているのか親にはさっぱりわかりません。

本当はイヤホンを外してくれてたら

なんとなくどんなことをやっているかわかるので

話は早いのですが、

もうそんな年齢ではなくなりました。


2. symptomatic x asymptomatic


こちらは実際に使うことはなくても、

ニュースを通して、日々

目からも耳からもよく入ってくる言葉になりました。

symptomatic: 症状のある

asymptomatic: 無症状の

コロナウィルス が陽性(positive)でも

asymptomatic だったら罹患していることに気づかない。

でもsymptomaticで体の不調を感じたら

ウィルステストを受けてみようと思いますね。

今の時代の重要語句です!


せっかくなので、

自分の学習のためにも

この流れで

接頭辞「a」(not, no, without, lacking)の例を挙げてみます。

symmetry x asymmetry

対称 x 非対称


onymous x anonymous

名前のある x 匿名の


...archy x anarchy

名詞語尾 ...政体 x 無政府状態


cellular  x acellular

細胞の x 無細胞の


chromatic x achromatic

色彩の x 着色の、無色の


moral x amoral

道徳的な x 道徳観念のない


political x apolitical

政治に関する x 政治に関心のない


typical x atypical

典型的、代表的な x 不定型の、異常な


theist x atheist

有神論者 x 無神論者


...pathy x apathy

接尾語 感情、苦痛、療法 x 無関心


...archy  や...pathy

あたりは関連語がどんどん出てきそうです。

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ご参加募集中!

ミニ座談会 vol.1  10/11(日)21:00から22:30 

「母/英語指導者がみるアメリカ社会とオンライン学習の現況」

https://forms.gle/juaaUhroyK1pLvL18

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本日もお付き合いいただきありがとうございました。

どうぞ良い1日をお過ごしください!

スナダマリコ 拝


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